無印良品で子供服の取り扱いが終了したのはなぜ?理由を調査してみた結果

無印良品 店舗での子供服取り扱い終了について

無印良品では最近「子供服の取り扱いが終了している」店舗があります。

いままで店舗に行って実際のサイズ感や素材を見て子ども服を買っていた方にとっては、戸惑う情報ですよね。

なぜ子供服の取り扱いが終了になる店舗があるのか?実際に手に取って確かめたい時はどうしたらいいのか?まだ取り扱いのある店舗はどこなのか?を調べてみました。

子供服の取り扱いが終了した無印良品店舗があるのはなぜなのか?

公式には言及されていませんが、子ども服・ベビー服・マタニティウェアの取り扱いがなくなった店舗のお知らせを見てみると、子供服売り場が無くなったスペースは、日用品や食品売り場が拡大されているようです。

IRを見ると、全体の売上を「衣類・生活雑貨・食品」に分けた時、売上の比率は生活雑貨が一番で、その後に食品、衣類と続きます。(IR情報

各店舗の売り上げ比率が、子供服よりも日用品や食品の方が多く、利益が見込める商品・回転率が高い商品の売り場を拡充した。もしくは、店頭などにある暮らしの全体像を提案するスペースを拡大するため、この辺りが理由で子ども服の取り扱いがなくなったようです。

また、洋服は「たたんだり揃えたりといった商品整理業務が発生する・ほつれや汚れなどのB品の出てしまう確率が高い」など他の商品よりもコストがかかります。推測ではありますが、おそらく、経営的な理由で、スペースの限られた店では子供服の取り扱いをしない方針になったのだと思われます。

無印良品の投資家向け情報の「MUJI REPORT 2023」の中にも、

「良品計画では、店舗面積に応じた事業モデルの構築を進めています」
「2023年8月期は、良品計画の喫緊の課題である標準店600坪店舗の坪売上単価改善に向け、広い売り場面積を生かしたくらし全体を提案するシーン展示の強化、用途に応じた商品カテゴリーの再編集と売り場レイアウトの刷新に取り組みました。」

https://www.ryohin-keikaku.jp/sustainability/muji-sustainability/report/

と書かれているので、店舗の面積によって取り扱い商品を選別していることがわかります。

大型店では、現在も子ども服の取り扱いはあります。子ども服の取り扱いが終了した店舗でも、売り場が広がってリニューアルオープンする際に取り扱いが復活することもあるようです。

実際に子供服を手に取って商品を確かめたい場合はどうしたらいい?

子供服の取り扱いが終了になった店舗でも、ネットストアでの店舗受け取りや、店頭での取り寄せ等はできます。

取り寄せて、実際に手に取ってサイズや質感を確かめて、「やっぱりこれは合わない」と思えば、購入しなくても大丈夫です。

近隣に子ども服の取り扱い店舗がない場合は、店員さんに取り寄せをお願いしてみましょう。

子供服の取り扱いがある無印良品の店舗はどこなの?

いまのところ、子供服が無印良品から無くなったわけではありません。大型の店舗と、ネットストアでは現在も購入できます。

無印良品の公式サイトで、店舗検索(取扱商品から店舗を探す)で「キッズ」「ベビー」「マタニティー・パジャマ」等欲しいカテゴリを選ぶと取扱店舗が検索できます。

下記のリンク先は、「キッズ」の取扱店舗一覧です。

まとめ:子ども服の取り扱いが終了した店は経営的な理由

子供服の取り扱いが終了した店は、スペースが限られていたり、近くに大きな別の店舗があるケースが多いようです。

周辺地域で子ども服の取り扱いがある店舗をしぼって、他の利益が取りやすい商品を拡充した・もしくは暮らしの全体を提案するシーン展示のスペースを確保するため、というあたりが理由になりそうです。

ちなみに、近所の店舗が子供服の取り扱い終了間際だと、取り扱い終了に伴う在庫一掃のセールを行なっている可能性があります。取り扱いがなくなるのは残念ですが、最後にお得に買えるチャンスなので、お見逃しなく!

子ども服の取り扱いがない店でも、取り寄せや店舗受け取りでの購入はできるので、欲しい子供服がある場合は店員さんにお願いするか、ネットストアで注文しましょう。